- 2010年1月15日 22:00
- 自作PC
DOS/V POWER REPORT さんの自作PCの祭典が、昨年に引き続き開催されるとの事。
前回は規定のベンチが動かず涙を呑んだヽ(°▽、°)でしたが、今回はベンチもしっかり回し、満を持しての出場でございます。
エントリー部門は「祝デビュー!PCビギナー部門」とかダメですか?ダメですね。
ということで不本意ながら「勝手にオレが一番部門」にいたします。
部門名もうちょっとなんとかできませんか?>運営
ヽ(°▽、°)のメインPCは快適性にこだわっています。
作業途中に操作が固まるとイライラしますよね。また制作に集中できるよう動作音も静かでありたいですが、性能との両立は難しいものです。基本コンセプトは昨年と同じですが、今年はさらに「ちょっと先を行くPC」という事で昨年のエントリーと比較しながらご覧ください。
構成
※ New! は昨年から変更された箇所。
- OS
- Windows 7 Ultimate (64bit版)DSP
Vista でも十分に軽かったのですが、7 はさらに軽快。あるてぃめーっと! - CPU
- Intel Core 2 Quad Q9550
昨年から引き続き。次移るなら Gulftown! Ikina姐、ごめんね(´・ω・`) - マザーボード
- ASUS Rampage Formula New!
RAIDカード使うなら X 系チップセットしかないですよね! Ikina姐...(´;ω;`) - メモリ
- PATRiOT PVS28G6400ELK VIPER 4GB x 4 New!
DDR2-800 CL5-5-5-12 の高速タイプ。4GBモジュールでは最速のはず。 - ビデオカード
- SAPPHIRE VAPOR-X HD5770 1G GDDR5 PCIE DUAL-DVI-I/HDMI/DP New!
早くて安くて省電力。ビデオカードの進化は本当に凄いです。 Ikina姐、やったよ(`・ω・´) - HDD (起動)
- Intel X25-M SDSA2MH80G2C1/R1/R5 New!
SSD もこの一年で劇的に改善されましたね。 - HDD (データ)
- Thecus N0503 New!
SSD だけでは容量不足、でも HDD は積みたくない!そんなときは iSCSI に相談だ。(詳しくは後述)
※WD10EARS x3 で RAID5 構成 (総容量2TB) - HDD (tmp)
- ACARD ANS-9010 x 2 (総容量16GB) New!
昨年使用していた Qimonda バルク 4GB x4 をこちらに積みました。各バンク1枚ずつの贅沢仕様。 - 光学ドライブ
- PIONEER DVR-217 New!
あまり使わないのになぜか新調。 - CPUクーラー
- サイズ OROCHI (SCORC-1000)
ファンレス運用。全く問題ございません。すばらしい! - ケース
- LIAN-LI PC-343B New!
460cm四方のキューブケースで、なんと5インチベイ18段! すごく...大きいです。 - 電源
- ENERMAX MODU+82 525W
いい電源です。静かで安定しています。 - ディスプレイ
- EIZO FlexScan S2410W (プライマリ)
DELL 2407WFP (セカンダリ)
3840x1200の大画面は作業効率改善に不可欠です。 - RAID
- PE-124MR5 New!
SiI3124 搭載の PCIe x8 RAIDカード。ANS-9010に最適! - 音源
- オンキョー SE-200PCI LTD
いい音出しますよ? - UPS
- オムロン BX50F
一家に一台 U・P・S! U・P・S!
昨年からは結構大きく変わりました。SSD と NAS の採用がポイントでしょうか。
「ちょっと先」って何ぞ?
ヽ(°▽、°)のPCは最新のパーツで塗り固められている訳ではありません。
では何が「ちょっと先」なのか。それは構成そのものにあります。
- iSCSIの採用
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LAN接続ながら高速な iSCSI 対応 NAS を導入し、HDD を PC から切り離しました。
「所詮 NAS だし遅いじゃん?」と思っていた時期は私にもありました。が Thecus N0503 に出会ってその考えは吹き飛びました。
ベンチマークを見てくれ、こいつをどう思う?
HDD を PC から切り離す方法は他にもあります。例えば USB や IEEE1394、eSATA にマルチレーンなどですが、これらが本体から置ける距離は数メートル程度。その点 iSCSI は LAN なので音が届かなくなるまでいくらでも離せますし (一応、1000BASE-Tの場合100mまで)、何より低コストで実現できます。
iSCSI 対応 NAS へのリンクは [コントロールパネル]-[管理ツール] の iSCSI イニシエータで行ないます。IPアドレスを入れて検索するだけの簡単な作業です。
一度接続が確立されれば、あとはローカルディスクと同じように扱えます。大事なことなので2度言いますよ、「ローカルディスクと同様に扱える」のです。これってすごくね?必要十分な速度と容量、そして導入の容易さ。
これは今後流行るに違いない!と思うわけです。
- ハードウェア RAMDisk による快適性の追求
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SSDによってパソコンは非常に快適になりましたが、RAMDisk はユーザーに更なる快適性をもたらします。
例えばアプリケーションのテンポラリに RAMDisk を利用すると、その俊敏さにきっと驚かれるはずです。絵描きはもちろん動画編集や圧縮解凍、Webブラウズなど様々な用途で真価を発揮します。
※ OS の作業領域 (tmp) に指定する事もできますが、容量と安定性の観点からやらない方が良いと思います。ただ RAMDisk はデリケートでなかなかに気を遣います。
まずデータの保持に常時電力が必要なこと。通常はシャットダウン時にデータが消えてしまうので、当方では RAMDisk 用に AC アダプタ + UPS を用意しています。
また RAMDisk は RAID0 でパフォーマンスを稼ぐのが常道ですが、チップセットや RAID カードの組み合わせがシビアです。私もチップセットのソフトウェア RAID から HighPoint RocketRAID 2322、Adaptec RAID 5805、LSI MegaRAID 9200 と紆余曲折を経てようやく PE-124MR5 に巡り合いました。休止状態からの復帰もトラブル無く行なえ、速度もバッチリ。ベンチも貼ってみましょうか。
他にもファンレスCPUクーラーや高速SSDなど、構成を熟慮することで極上の快適性を実現しました。もちろん将来的にはあらゆるパソコンがこうなると思いますが、それを今実現したという事で「ちょっと先を行くPC」を標榜する次第です。
快適さのためにもう一工夫
自動デフラグソフト Diskeeper は手放せません。
元々定評のあるデフラグソフトですが with HyperFast で SSD にも対応し、システムの安定化と寿命延長に貢献してくれます。
ところでこのPCケース、ミドルケースが横に2つ繋がったような構造ですが、エアフローはどうなっているのでしょう。
実は中はマザーボードベースで左右分断されていて、上 1/5 程度が開放されています。
ケースファンはファンコンで制御された 12cm 3.8mm 厚ファンを右背面に2・左背面に1、さらに SCYTHE 鎌平を使って左前面に2つ取り付けました。(鎌平はメッシュベイの裏に取り付けているので、正面からは全く見えません)
すると空気は面白い流れ方をします。左前面から入った空気は CPU を舐めるように上昇し、マザーボードベース上部の隙間を通って右背面のファンから出て行くのです。ケース左側が正圧・右側が負圧になる事で3次元エアフローが実現したのですね。線香の煙を見てびっくりしたのですが本当に偶然の産物でした。
x64 だからできる事
すみません昨年言い尽くしました。なので軽くおさらい。
- メモリを4GB以上利用できる
- 64bit OS はメインメモリを 4GB 以上利用でき、「メモリが足りません」の警告に慌てるような事が無くなります。これって仕事でメモリをバカ食いするアプリケーションを使う方には重要ですよね。またいろんなアプリケーションを立ち上げておけるので、動画サイトを BGM 代わりにゲームもメールもIMもといった贅沢はもちろん、Bridge などもそのままにしておけます。
- 対応アプリケーションの処理速度が上がる
- 64bit 対応アプリケーションは処理速度が格段に増します。例えば Photoshop CS4 (フォトショばかりでごめんね(´;ω;`)) はウチでは 3.5 秒で起動しますよ。ブラシや回転もさくさくよー。
- GPTディスクから起動できる
- 2TB 以上のパーティションを持つ HDD は基本的に GPT ディスクになりますが、GPT から起動できるのは Windows 7 では 64bit 版のみです。って今回のエントリーとは関係ありませんね。
欠点として「互換性」の問題がありますが ヽ(°▽、°)は困った事がありません。
OPTPiX 1.2 でさえ動いてしまいますからね...。
万が一不具合があっても XP Mode という奥の手があります。
これは Windows 7 上で動く仮想の Windows XP パソコンで、Windows 7 Professional 以上のエディションであれば無償で利用できます。使い方も至って簡単で、マイクロソフトのサイトからダウンロードしてインストールするだけ。XP Mode は 32bit なのでこれなら間違いなく動くでしょう、という訳です。
ベンチマーク
CPU-Z 1.52
PerformanceTest V7.0 Build 1011
FAQ
- どれだけうるさい?
- 隣で安眠できる程度にうるさいです。ちなみに一番静かでないのは PE-124MR5 です。
- Q9550、ファンレスで大丈夫?
- 真夏でも 55 度を超えたことがありません。オロチ様は偉大です。ただし重いのでネジ止め推奨。
- 昨年の Adaptec RAID 5805、お亡くなりになったん?
- 嫁ぎに出ました。きっと新しい主人と "お熱く" 結ばれている事でしょう。
そういえば「Windows 7を使って良かったと感じた点」を忘れていました。
昨年は Vista を使う理由に「こんなことできるの Vista しかないもん(笑)」と書きましたが、7 でさらに動作が軽快になり、安定性も増したとあれば、「良かったと感じる」を通り越して「これしかない!」ですよ。RC含めて半年以上使ってますがいや本当に素晴らしいです。
まだまだ延々と語れるところを、できるだけ絞りましたが参加規程の200文字以上は満たせてますか?(笑)
このこだわり、いかがでしょう。
変更履歴: 2009/01/05 23:05 製品名修正(FelxScan → FlexScan)
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