- 2009年1月12日 14:56
- 自作PC
DOS/V POWER REPORT さんにて面白い企画が始まっていますね。
せっかくなのでおいらも 64bit Vista の達人部門にエントリーしますよ。
おいらのメインマシンは快適性にこだわっています。
何かする度にひっかかったり、バッチ処理中に止まってしまうとイライラしますよね。また制作に集中できるよう動作音も静かでありたいものですが、性能との両立は難しいものです。
これらをどう解決するか、まずは構成をご覧あれ。
使用OS
Windows Vista Ultimate (64bit版)DSP
構成パーツ
主要
- CPU
- Intel Core 2 Quad Q9550
性能と発熱、お値段のバランスが取れた良CPUだと思います。TDP 95W ですが普段使いではあまり発熱しないのもすばらしい。 - マザーボード
- Gigabyte P35-DS3P
思った以上に安定してます。ただ PCIe のレーン数が足りないため近々に買い換え予定。(今回の応募で石なり板なりいただけたらいいなぁ(笑)) - メモリ
- ノンブランド DDR2-800 4GB x 4
Qimonda チップのバルク品。なかなかどうして安定しています。 - ビデオカード
- HIS H467QS512P (HD4670/GDDR3 512MB)
性能と静音性で選びました。おいらには十分すぎます。 - HDD (起動)
- WesternDigital WD3000HLFS
文句なく早いです、そして前モデルより格段に静かです。
一度SSDに乗り換えましたがプチフリーズが出てしまい、これに戻してしまいました。 - HDD (データ)
- WesternDigital WD10EADS x 3
HDDは本当に安くなりました。RAID5で冗長化しています。あと数台足して RAID6 したい。 - HDD (tmp)
- ACARD ANS-9010 x 2 (総容量24GB)
4つのドライブをOSのストライプボリュームで一本化しているため超早いです!最近のファームでスタンバイ復帰後も安定し、まさに死角無し。 - HDD (cache)
- OCZ SSD2-1C64G
保存性があり読み出しが多いDB、仮想HDDなどに使用しています。キャッシュつきRAIDカードに挿してプチフリーズも回避。 - 光学ドライブ
- PIONEER DVR-S15J-SV
あまり使いませんが、必要ですよね。 - CPUクーラー
- サイズ OROCHI (SCORC-1000)
ファンレス運用。全く問題ございません。すばらしい! - ケース
- CoolerMaster COSMOS (RC-1000-KSN1-GP)
これは本当にいいケースです。ビビリもなく、大きくて弄りやすい。ただしファンは全部 XINRUILIAN とソニーの静音型に換装しています。 - 電源
- ENERMAX MODU+82 525W
いい電源です。静かで安定しています。 - ディスプレイ
- EIZO FelxScan S2410W (プライマリ)
DELL 2407WFP (セカンダリ)
セカンダリはブラウザ、メーラー、メッセンジャー立ち上げっぱなしで。そろそろ色再現度が高いものに買い換えたいな。
他
- RAID
- Adaptec RAID 5805
キャッシュつきハードウェアRAIDで速度も安定性もぴかいち。このクラスにしては安価ですが爆熱なのが玉に瑕。いずれは SSD で RAID0 を組んでシステムを入れたいと思っています。 - 音源
- オンキョー SE-200PCI LTD
そんなに上等な耳は持っていませんが、オンボードとは全然違いますぞ。 - お守り
- 玄人志向 NO-PCI
5805 の熱からサウンドカードを守る為に使っています。 - UPS
- オムロン BX50F
RAMDisk やキャッシュつき RAID カードを使うなら必須。
いやあ、メモリだらけですね。
マザーに4枚16GB、ハードウェアRAMDiskに12枚24GB。あとRAIDキャッシュに512MB、SSDが64GB。これが速度と静音性に大きく貢献しているのです。
ベンチマーク
スコアが出てこないんですけど(怒)
変態構成だからかしら。でもちゃんと完走しますよ 完走してませんでした。HDD test failed to find disk targets. と言われてもHDD構成変えたらこのマシンの意味が... orz
※アプリケーションはベンチ後に立ち上げたものです。(デスクトップ構成をお見せする為)
Result.txt
**** Start loop 0 ****
Suite: System Test Suite
Test set: HDD - XP Startup
HDD - XP Startup: 18.640535MB/s
Test set: Physics and 3D
Physics and 3D: 272.063477fps
Test set: 2D - Transparent Windows
Transparent Windows: N/A
Test set: 3D - Pixel Shader
3D - Pixel Shader: 645.906189fps
Test set: Web Page Rendering
Web Page Rendering: 2.896013pages/s
Test set: File Decryption
File Decryption: 77.910156MB/s
Test set: 2D - Graphics Memory - 64 lines
Graphics Memory - 64 lines: 2339.944336fps
Test set: HDD - General Usage
HDD - General Usage: 12.082154MB/s
Test set: Multithreaded Test 1
Audio Compression: 3718.110596KB/s
Video Encoding: 503.680420KB/s
Test set: Multithreaded Test 2
Text edit: 140.444763pages/s
Image Decompression: 39.893600MPixels/s
Test set: Multithreaded Test 3
File Compression: 12.261583MB/s
File Encryption: 74.402054MB/s
HDD - Virus Scan: 111.683060MB/s
Memory Latency - Random 16 MB: 10.274114MAccesses/s
Windows エクスペリエンス インデックス はこんな感じ。
CrystalMark2004R3 もぺたり。
※2日ほど起動した状態でのベンチです。日常どのくらいで動くかの参考にどうぞ。

x64 だからできる事
Windows Vista x64 はメモリを 4GB 以上利用できます。
Photoshop を使われる方、突然「メモリが足りません」エラーが出て、慌てて他のアプリを閉じたりしていませんか?最近は 32bit OS でも管理外領域メモリを活用してある程度回避できますが、64bit に移行すれば完全に解決しますよ。
ちなみに CS4 は完全に 64bit 対応となり、32bit 版より高速に動作するそうです。
互換性も SP1 になってかなり向上しました。
それでも動かないものは仮想PCで動かしてしまいましょう。
使い方は意外と簡単。
- Microsoft Virtual PC をダウンロード、インストール
- 起動したら [新規] ボタンを押し、ウィザードに従って操作。
- 出来上がった仮想PCに、いつものようにOSをインストール
※OSのライセンスにはご注意を。
上のスクリーンショットでは仮想PCが2台動いていますが見分けつきますか?
Vista では使えなかったアプリケーションも、これまでのように使うことができるでしょう。
仮想PCはメモリを食いますが、CPUパワーはそんなに食いませんので、メモリが許すかぎりいくらでも稼働できます。こういうことができるのも x64 の醍醐味ではないでしょうか。
セットアップ直後の仮想HDDを保存しておくと、使い回しが利くので便利です。※OSのライセンスにはご注意を。
あとは HDD を GPT ディスクにできる点も大きいです。
32bit ですと MBR 一択で1ボリューム 2TB までですが、64bit なら GPT で 16EB までOK。2TB HDD も見えている今、備えはしておきたいものです。
もう一工夫
デフラグソフト Diskeeper は欠かせないっす。
自動的に、ファイルを使用頻度に応じて最適な位置に再配置してくれます。いわゆる「外周」ですね。デフラグがしっかりされていると速度が上がる他、ガリガリ言わなくなります。これは強くオススメですよ!
ソフトウェア RAMDisk はハードに比べて高速ですが、以下の理由で入れていません。
- CPU 負荷が高い。この構成では CPUパワーに余裕が欲しいのです。
- シャットダウン、起動に時間がかかる。待避・復元に結構かかるのです。
- 速度もハード RAMDisk + RAID0 で十分。
ただハード RAMDisk は常に電力を供給する必要があります。
ANS-9010 のは別売で用意されているのでそちらを使いましょう。CFは遅い...。
あとは 仮想メモリを 0 にして、環境変数の TMP, TEMP をハード RAMDisk 上に置くときびきびになります。アプリケーションにキャッシュがあればそれも RAMDisk へ。
重いと言われる Photoshop CS4 もこのマシンではさくさく動きます。
印刷屋さんが対応し始めたら本格的に使っていきたいですね。
FAQ
- ファンいっぱいついてるけど、静かなの?
- ファンはいわゆる極静音タイプで、許すかぎり大きく厚いものを5Vまたは7V稼働させています。隣で眠れるほど静かですよ。
- Q9550、ファンレスで大丈夫?
- 55度を超えたことがありません。オロチ様は偉大です。
- Adaptec RAID 5805 そんなに爆熱なん?
- 普通に80度超えます。カードは100度までOKだそうですが、上下のが死んでしまいますがな。
という訳で NO-PCI と増設ファンで熱処理しています。
他にも工夫はありますが、語り始めるとキリがありません。
...あ、応募に当たっては「Windows Vistaを使って良かったと感じた点」を書くんでしたっけ。いやもういいでしょ、こんなことできるのVistaしかないもん(笑)
快適性にとことんこだわっている事は感じていただけたと思います。
このPC、いかがでしょう?
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